ピクチャレスクと思いきりと鎖骨

先々週下描きしたものの色付けを2週に渡って行い、完成したのがこちら。完成した、というより時間がきたというほうが正しいけれど。遅れたりもしたので実際の時間は六時間半くらいか。
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最近はもっと知りたいターナー、コンスタブルの手紙と英国の画家の本を続けて読んでいて、ピクチャレスクなんて言葉を使ってみたくなるけれど、もちろんピクチャレスクというのは風景に使う言葉であって、人物に使う言葉ではなく。ただ下描きの時点でも、描いてる最中もずっと「表情がピクチャレスクにならない」、「ピクチャレスクな鎖骨ってなんだろう」、「この耳はピクチャレスクなのか」など頭のなかで響き渡り、大分ピクチャレスクが自分のなかでマイブームと化している。
そういう意味でいうと(どういう意味なのかよく分からないが)、この絵はやはりピクチャレスクにはなれなかったな、と。
全体のもつ雰囲気が、なんだか硬い。下描きの時点でわかってはいたけれど、絵画教室で実際にモデルさんと向き合うと解決方法が分からなかった。正直なところ、絵画教室でこの絵をみているとあまり違和感は感じないけれど、部屋に持ち帰ったり写真を撮ると違和感が発生する、自分でもよく分からない状態になっていた。光の加減かもしれない。

なんだか中途半端に技術がついて、余計に未熟な点が浮き彫りになってしまった。目の上瞼の線の太さなんかは前からみっともないと思っていたのだけど、今回も改善されなかった。まつげの付け根がはっきりわかるような、そういった目を次は描きたいもの。
耳や鎖骨はハリボテのようで、全く成功とは言えない。特に鎖骨はせっかく詳細にみることが出来たのに、生かせなかった。下描きの時点でもう少し影をつけて立体感がでるように、いや、ピクチャレスクになるように気をつけたい。

背景も最初は良いかと思ったけれど、時間が経って落ち着くとあまりピクチャレスクっぽくない。髪は描く時間がなく描き込むつもりはなかったのだけど、それにしても黄色一辺倒になってしまった。
背景の色ともう少し合わせられればと思う。
描く時間がないというのも、実際短縮できるところはまだまだあって、時間がかかりすぎている。前も思いきりが足りないと書いていたけれど、まあ前よりかは思いきったのだけど、まだまだ足りなかった。肌の赤みは最初からもっと強くするべきだ。

なんだかんだ顔を描くのは好きなんだと思う。次からはもう少し、というのは楽観的すぎるけれども。