松林淳さん個展と三越美術逸品会

松林淳さんの個展に行ってきた。
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前回の個展にも行って、JWSでも拝見し、今回は3度目。
水彩は絵具と水だけの単純な画材だけれど、本当に一人一人、特にプロの方たちは表現方法が違って面白い。

松林さんの絵は肌の発色がとにかく好きで、強い赤みや綺麗にのる寒色で作られている人体の明暗、立体が観ていて楽しい。
色の深みが自分の絵とはまるで違ってどうすればこんな綺麗な肌色が作れるんだろうなと思う。
「夢想の刻」の肌色が特に好き。

構図はいわゆる絵のためのポーズは少なく、日常を切り取ったような絵が多かった。
「(^_^)」の携帯を操作する女性や「旅情:潤」の温泉につかる女性の絵が好き。
温泉の湯気を寒色のぼかしで表現していてそれも素敵だった。

写真OKとのことだったのでバシャバシャ撮って今眺めながら書いているけれど、本当に眼福。
もう海外で個展の予定が決まってるようなので、次はいつ観れるのか分からないけれど、また観に行きたい。



続いて三越の美術逸品会。
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三越にはこの前大友義博さんの個展に行っていて(凄かった)、今回は中上誠章さんのツイートから知ったのだけど(ありがとうございます)、大友さんと同じような形の展覧会なのかなと思って行ったけれど全然違った。

塩谷亮さんや小木曽誠さんなど今活躍している画家からシャガールピカソまであった。
小磯良平森本草介の作品など初めて観るものもあり、凄く若い画家の方の作品も展示されていて、かなりの点数があり楽しめた。

まあデパートなのでガヤガヤしていたけれど。
あと洋画日本画版画のジャンルで分けられていて、水彩画はなかった。寂しい限り。

個人的には浅村理恵さんの絵が12万円程度で売られていて (この中では破格)、とても綺麗で欲しいなあと思った。
あと中上さんの作品は青を基調に抑えられた帽子の赤みと肌が調和していて素敵だった。
それと塩谷さんのデッサン。最近デッサンが壊滅的に下手なのを自覚しはじめたのでじっくり観てしまった。

全体でみたら、やっぱり静かな会場でテーマを絞っている展覧会の方が好きなのだけど、三越に行く機会があればとても楽しめると思う。