こんこん

斉藤康次(こんす)です。良い感じの水彩の人物画を描くためのブログ。

水彩絵の具作り2-黒色々-

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どうも自分の水彩作品は色がなかなか濃くならないので、締めるための強い黒があったほうがいいなと思っていた。特に髪の最暗部に使えるような。

なので家にあった黒の顔料を4色出して、それぞれ練ってみた。
黒はダイアモンドブラック、スピネルブラック、アイボリーブラック、カーボンブラックの4種類。
結論からいうと、スピネルブラックを使おうかなと思う。理由は後述。

あ、あと水彩絵の具作りの記事、前に1度書いたのだけど。

konkons.hatenadiary.jp


この記事内で、

パレットから剥がれてまう絵の具が多かった。この辺はある程度解決したのでまた後日改めて。


とか書いているのだけど、後日改めてと言ってから一年以上経っている。
というか解決したと言っていいのか微妙なのだけど、この時に言っているのは剥がれた絵具にグリセリンを塗ればパレットに接着できる、というだけ。

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世界堂で買える。
これを筆でパレットの部屋に塗って、絵具の裏を少し水で湿らせて(接着しやすい気がする)、絵具を置いて2、30分放置したら大体パレットに接着されてる。
まあ剥がれるのは剥がれてしまうので、またパレットも違うもの買おうかなあとは思うけれど。



閑話休題
黒4色について、それぞれ簡単にレビューしてみる。
大体見てるところは黒がどれだけ強いか、グラデーションが綺麗か、青みか赤みか、絵具を作りやすいか、といったところ。


ダイアモンドブラック(9月15日追記変更)

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顔料の粒子が細かい。ただ練っても絵具になりずらく、乾いたあともひび割れが早い。
粘着質で、黒もそこまで強くない。
前に自作の展色材で作ったときは青みのグラデーションが凄い綺麗で好きだったので、今回もグラデーションが綺麗と最初書いていたのだけど、改めて見るとボディーがわりと出てる。


スピネルブラック

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今回これを使おうと思ってるのは、とにかく黒が強い。
簡単に漆黒の黒さがでる。
反面、顔料が水に広がらず沈みこむイメージがあるので、少しグラデーションが作りにくい。まあこの辺は水の量や筆運びに慣れればどうにでもなる。どうにでもなると思う。1度試したい。
色は青み。顔料も練りやすい。


アイボリーブラック

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昔からの黒と言えばこれのイメージ。なのだけど、今回はあまり印象に残らなかった。
色は赤み。顔料は少し練りづらい。
グラデーションはやはり少しだけ作りづらい。
ダイアモンドブラックを赤みにした感じに似ているような。


カーボンブラック

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黒強め。ただスピネルブラックほどではなかった。
絵具も練りやすい。どうも黒は練りやすさと黒の強さが比例している気はする。
色は赤み。インディゴと合わせやすい青みの黒が今は欲しいのもあって、スピネルブラックのほうを使いたいけれど、この辺は使い分け出来れば楽しいかもしれない。
上の画像で伝わるかどうか分からないが、この4色の中では一番雰囲気があるグラデーションになった。まぐれの可能性もある。


おおよそこんな感じで、今回はスピネルブラックをパレットに入れてみようと思う。まあ最近青みの色ばかり使っているので、アイボリーやカーボンのような赤みの黒は新鮮だった。背景その他のテクスチャに使ってみたり、またはインディゴと逢わせてより深い色になるならそちらも試していきたい。
あと、顔料は全てホルベイン。シュミンケなどの高価な顔料を使ってみればまた変わるかもしれない。

最後に、このレビューはド素人が書いているものなので、あまり信用せずにご自身で試されるのを推奨します。